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広報委員が行く!会社訪問

株式会社 アクシーズ

所在地:東京都新宿四谷2-10
第2太郎ビル4F
電話:03-3358-5252
FAX:03-3358-6784
代表取締役社長:菊池 誠

 

「広報委員が行く!会社訪問」第32回はテレビ業界の中でも特にドラマ界で長年、活躍されてきた「株式会社アクシーズ」の菊池誠社長を訪問。
どんな会社でどんな社長さんなのか?迫ってみました!

 

 

インタビュアー : 広報委員(株)NX 中山維夫
写真撮影 : 広報委員 WACホールディング(株) 岡村 宇之

 

四谷三丁目駅から新宿通りを500m程歩いたところにあるビルの4階がそのオフィス。菊池社長は、同じビルにある関連会社、株式会社アズバーズの代表取締役専務でもあります。それでは、早速、インタビューを…。

 

 

Q.アズバーズの菊池さんというイメージが強いですが、アクシーズの社長になられたのは、いつ頃ですか?

2年半ほど前の平成25年の12月ですね。私で3代目です。設立は古く1985年なんです。

 

 

Q.その会社名の由来は?

関連会社のアズバーズもそうなんですけど、創始者の小田切成明というテレビドラマ界の巨匠と言われた人がまず、「あ」で始まる会社にするっていうのが大テーマであったんです。 名簿や電話帳で、「あ」から始まれば、先頭か2番目か3番目にくるじゃないですか。 それが狙いで。

 

 

─ ロゴは、「AXYZ」 ですね。これにも意味があるんですか?

AからZまですべて、最初から最後まで制作マンとして、きちんと仕事をするとか、お客さんには最初から最後まで楽しませるとか、という意味合いで、多分創始者が付けたんだと思います。

 

 

Q.「アズバーズ」がある中、「アクシーズ」を設立された経緯は?

アズバーズは番組制作会社ですけど、25年前ぐらいからテレビ業界でも 「スタッフ派遣」が始まりだし、その波に乗って作られた会社なんです。 現在は、アズバーズは、プロデューサーカンパニーで、アクシーズは、演出面を担う ディレクターADカンパニーですね。

 

 

─ ここで、「株式会社アクシーズ」の概要を紹介。

設立 1985年12月
従業員数 社員 26名   出向スタッフ 20名(すべて正社員)(2016年7月現在)
業務内容 スタッフ派遣 番組制作 映像制作 ワークショップ運営 舞台制作
主な取引先 アズバーズ テレビ朝日 フジテレビジョン 博報堂 共同テレビジョン
イースト・エンタテインメント 他
最近した主な番組

≪制作・制作協力≫
テレビ朝日「遠藤憲一の総理の愛したマル秘名店お忍びツアー」 BSフジ「BUSINESS GARAGE」 他 スポンサーの広告映像制作など
≪スタッフ派遣≫
テレビ朝日「グットパートナーズ」「民王」「ドクターズ」ほか フジテレビ「SMAP×SMAP」「痛快TVスカッとJAPAN」「奇跡体験!アンビリバボー」ほか

 

 

Q.番組制作の他に、俳優養成のワークショップも主催されてますね?

アズバーズとアクシーズはドラマのプロデューサー、演出家、ADがいっぱいいる会社ですけども、 この2社で積み重ねたドラマ作りのノウハウみたいなものを、制作だけに生かしておくのはもったいないなと思いまして、他に提供できる場がないかなと。じゃ、俳優さんたちにと考えたわけです。

 

このドラマ業界の望む姿勢とか、どうすれば自分が仕事をたくさん取れるのかというノウハウを教えたり、技術を教えるようなことが我々にできるのではないかと始めたのがこのワークショップです。

 

 

─ どうですか。成果のほどは?

今年の12月で丸2年、生徒は三十四、五名います。新事業のわりには安定してます。ワークショップからスターが出ればいいなと。実力があるのに埋もれている人とかを どう世に注目させるかというところで、アクシーズのオリジナリティを出していけたらと 考えております。

 

 

Q。そんな新人俳優さんが活躍するであろうドラマ界の現状はいかがですか?

世の中の価値観とか視聴形態がどんどん変わっている中で、 ドラマ界のルールが追いついてない気がします。 フジテレビ月9の視聴率が10%切ってしまうこともある時代になってしまいましたが、若い子が見てないかっていうと、実はそんなこともない気がします。視聴者全体を占めるおじさん、おばさんのシェアが多すぎて、その高齢層が月9を見ないから視聴率が上がらないだけ。若い子と話をすると、やっぱり「月9はおもしろい」とか「月9見てる」って言ってますからね。

 

テレビドラマの視聴率が悪いとみんなが一喜一憂しますけど、テレビの見方がネットに変わったり、録画に変わったりしているだけで、視聴率を測る物差しが現在の「世帯視聴率」から変われば また違った価値観が生まれると思います。非常に面白いドラマが数字を取っていなかったりしますからね。

 

 

─ そんな中、菊池社長が今後、作りたいドラマはありますか?

視聴率を取るためには、高齢者に見てもらえるドラマに行きがちですけど、そうではなく、やはり 各ターゲットに向けて素直に面白いものを提供できるのが一番正しい物作りだと思います。

 

 

─ 単純に「刑事ものを作りたい」とか「医療ものを作りたい」とかではなく、 ターゲットに合わせて企画を考えていくとうことですね。

テレビ局やドラマ制作会社にいらっしゃる頭のいい人たちが一生懸命考えて企画すると みんなが「このタイミングでこれだ」って思うのが一緒だから、各局刑事物が多いクール、医者物が多いクール、弁護士物が多いクールってかぶるんですね。でもそれって業界的にあんまりいいことではなく、バラバラになったほうがやはり、実はいいわけで。

 

テレビって何よりもスピード感が必要なので、ドラマもその時代時代にあったタイムリーな話題な物を出していくテレビ屋としての使命があるような気がします。 そういうところを踏まえて、しっかり時代を切り取った物を出していけるような会社ではありたいなとは思います。なかなか難しいですけどね。

 

 

Q,では、アクシーズの社長としての夢はございますか?

自分含めてなんですけど、映像制作が好きで入ってきた社員たちがずっと好きな映像を作り続けていける、やり続けていけるっていうことが一番大切なことだと思っています。その環境整備をするのが私の仕事で、とにかく長くいい環境で物作りができることっていうのが夢ですね。 イチローじゃないですけど継続は力なり、そこから何かが生まれてくると思うんです。

 

 

─ それではここからは、菊池社長のテレビマン人生についてお聞きします。

Q,そもそもこの業界に入られたきっかきは?

もうすごいミーハーなんですけど、ドラマのメイキングを見て「わあ、おもしろそうだな」と。

 

 

─ それはどんなドラマですか?

『スケバン刑事』の映画かな。なんか楽しそうで。あれ、わざと楽しそうな絵ばっかり使ってるんですかね。なんかめちゃくちゃ楽しそうだなと思って。そもそも自分の性格が文化祭とかそういうイベントとか物作りが大好きだったんだというのもありますね。

 

 

─ それで日大芸術学部を卒業されて、アズバーズに入社。 ドラマ制作の道へと進まれるわけですね?

私は1年目から4年目まではドラマです。それまでは助監督やってました。

 

 

Q,ドラマの助監督の仕事は、相当ハードだと聞いてますが、どんな助監督時代を過ごされましたか?

作品でいえば、フジの木曜10時で『明るい家族計画』っていう大地康雄さん、菊池桃子さんの連ドラとか、あとは『ゆずれない夜』っていう、これが多分僕の最後の助監督のドラマなんですけど、関テレさんで賀来千香子さんと神田正輝さん、工藤静香さんっていう不倫ものとか、そういうのを。

 

助監督時代のエピソードといえば、とにかく夜中にロケが終わってもとりあえず飲みましたね。 例えば、今から寝れば睡眠時間3時間取れると思っても2時間飲みましたね。それで1時間寝てから行ってました。

 

僕の先輩で、今売れっ子監督の本橋さんていう人がいるんですけど、二人でいつも飲んでいたんです。その時間のことを“マイタイム”って呼んでまして、「やっぱマイタイム大事だよな」って言ってどんなに眠くても取りあえず銭湯行って、会社でビール飲んで、1時間だけ寝て仕事に行ったりとか。そんな感じで、缶ビール2本ぐらい飲んでうだうだ言って、上司の悪口とか言ってないと、多分戦えないんですよね。

 

 

─ 仕事との切り替えって大事ですよね。仕事、マイタイム(酒)、仕事と 助監督時代はあっという間に過ぎますね。

そうなんですけど、ある日、社長とケンカして、翌日からプロデューサーにさせられまして…。

 

 

─ えっ!?当時の社長さんとケンカ!なんか話が面白くなってきましたね。 ところで、ケンカしてプロデューサになったとは!?

当時、生意気なこと言ってましたから、社長とケンカになりまして 「じゃあ、お前がプロデューサーやってみろ、ぼけ」って言われて。次の日からプロデューサーに26、7歳のときですね。

 

 

─ 比較的若いプロデューサーへの抜擢ですが、どんな番組を?

ドラマには諸先輩が一杯いたので、バラエティーを。フジの深夜で「よいこっち」という番組を。 オモチャの「たまごっち」を手掛けた会社さんの企画で、キャラクターを生み出す番組を作りたいということになりまして。私がプロデューサーに。その後は、旅番組やバラエティ番組に携わって ドラマのプロデューサーとして戻ってきました。

 

 

─ ドラマのプロデューサーになられてからは、いかがでしたか?

辛かったですね。創始者の小田切さんがいて、その後、今の現アズバーズの社長、アクシーズの先代社長指田さんがいますが、ものすごい歳の差なんですよ。指田さんがいてその次僕たちなんですね。ここも6歳離れてるんですよ。要は世代交代がやはり、きつかったですね。

 

 

我々が成長してバンバン仕事取ってくるまでのタイムラグがあったんですよ。 結局我々が仕事取れるようになったのは30歳の時から六、七年かかってるんですね。 この6年間がやっぱり必死だったし、もうどうやって仕事取ってこようかともがいた時代でしたね。

 

 

─ 仕事が取れるようになるために、どのようなことをされたんですか?

我々の世代って、小田切さんみたいなスーパースターがいない時代なので、みんながコツコツやるしかないと。小田切さんのアズバーズから違うアズバーズへ、我々の世代のアズバーズにイメージチェンジするのがとっても大変でした。

 

それで、我々は何をしたかと言うと、スターがいない分、ちゃんと企画を作り、ちゃんとコツコツ、局の人と話し合い、コツコツ頑張るということを積み重ねてきました。そんな七、八年の間があって、今のアズバーズがあります。あそこに任せると結構丁寧に、真摯に仕事をしてくれる会社だというイメージが出来上がるまで非常に苦しかったですね。

 

 

─ 世代交代をされる中で、先代から言われた印象的な言葉などありますか?

うちのアズバーズの社長の指田に言われてすごく印象に残っている言葉が

「お前、つべこべ言わず便利屋になれ」と。

とにかく、ああだの、こうだの言わず、与えられた仕事を一生懸命やってきたのが今の自分があるのかなと思います。

 

あれやりたくない、これやりたくないと言うのは、簡単なんですけど、そういう態度をとることによって自分の成長が止まりますし、自分の経験が狭い範囲に限定されてしまいます。それをうちの指田が「それではいかんと。とにかく若いうちはいろんなことをやれ」と。

 

だから私は、ドラマに限らずCMもインフォマーシャルも、バラエティーも情報も演出家もそれからプロデューサーも全部やらせてもらってきました、だから今、うちの社員たちが言うことも全部理解できるし、逆にアドバイスもしてあげられます。そんな自分が出来上がったのも、うちには良い上司がいたおかげだと思っています。

 

 

─ 上司からの言葉「便利屋になれ」素晴らしいですね。それでは、菊池社長ご自身が今、大切にしている言葉はありますか?

月並みですけど、僕は「思いやり」です。 社員みんなにお説教するときも「思いやりが足りない」とかっていう話をよくするんです。

 

人が集まって物を作る中で、やはり思いやりがないとコミュニケーションがうまくいかないし、人を思いやれば、思われます。我々の仕事って、人気商売じゃないですか。人気がない人に仕事はもらえないと思うんですよね。じゃあ、どうやって人気者になるかというと、多分「才能があるね、君。仕事すごいいいもん作るね」っていうのって一過性のものなんですよね。 基本的に、僕は長くこの仕事をやることがみんなの幸せ、社員の幸せだと思っていますから、長く第一線で仕事をするために一番大切なのは、やっぱり「思いやり」なんです。

 

あと、見ざる言わざる聞かざるっていう猿いるじゃないですか。あれの逆なんですよね。 「人をよく見ること、注目すること」「人とよく話すこと」。それと「人の話をよく聞くこと」。この見る、話す、聞くに「もらった」を付けると、 「私のこと見てもらった」、「私に話しかけてくれた」、「私の話聞いてもらった」ということになって、つまりは「私を思いやってもらった」ということになり、これらはすべて、相手が喜ぶ言葉なんですよ。

 

相手にとっても喜ぶ言葉で、人が喜ぶってことは、人に逆に思ってもらえる、愛されると思うんですね。だから、すごくそういう思いやりっていう部分では、うちの社員には思いやりを持って人と接してほしい。そうすればいずれ誰かが逆にあなたのことを見てくれる、あなたの話を聞いてくれる、あなたにも思いやりをくれるってことにつながるんです。ほんとに普通ですけど。

 

 

─ 菊池社長が普通だとおっしゃる「思いやり」という言葉。会社でのコミュニケーション、社外の方とでも大切にしたい言葉ですね。今度は、プライべートなことをお聞きします。

Q,趣味や今、ハマっていることなどございますか?

趣味は完全に「飲む」ことです。あとは、最近カラオケ部を作ったのでカラオケですかね。 点数が出るので、仲間と勝負してストレス発散してます。社外の人が多いですけど。

 

 

─ ゴルフもお上手ですが、趣味では?

ゴルフは営業ツール!?でもないんですけど、何番目か後ですね。 今、とにかく「飲む」のと「カラオケ」です!

 

 

─ ゴルフをJVIGのコンペでご一緒したことがございますが、
こちらでも勝負にこだわるゲームをされておりました。

 

─ それでは、ここで社員さんから見て、菊池社長はどんな社長さんなのかワークショップ担当の河合貴江さんにお話を伺いました。

Q,ワークショップ担当ということですが、どのようなお仕事を?

入会の申し込みがあれば案内を送ったり、舞台を主催する場合はその運営に 携わったりしてます。稽古場所を探したり、チラシ発注やチケットの手配なども。 毎日、稽古にも顔出したりと。また、ワークショップのメンバーがドラマ撮影に キャスティングされた時は同行しますので、マネージャーに間違われることもあります。

 

 

─ お忙しいですね。そんな中、河合さんが垣間見る菊池社長はどんな社長さんですか?

熱血です!時にすごく厳しいんですけど、すごく愛情を持って怒って下さるので、 それがすごく伝わりますし、あと、フォローもしてくれるので、ありがたいなと思います。 大変、お世話していただいてるので。

 

 

Q,そんな菊池社長に今、何か望むことってありますか?

最近、社長と飲ませてもらってませんので、飲みに連れて行ってください。

 

 

Q,河合さんにとって、アクシーズとはどんな会社ですか?

まだまだ未熟で、考えも甘い私を本当に成長させてくれる会社だと思います。 制作スタッフの皆さんもフレンドリーで、現場で顔を合わせたりすると、 気さくに話してもらえ、すごく優しい人が多いです。

 

 

Q,では最後に河合さんが今後、チャレンジしてみたいことは?

俳優養成のワークショップのメンバーを増やしたいと思っています。 クラスを増設したいです。倍に増やしたいというのが今の目標です。

 

 

─ なかなか頼もしい社員さんの河合さんでした。ありがとうございました。最後に再び、菊池社長にお話を伺います。

Q,今、一番、力を入れていることは?

スタッフ派遣が一番の大きな会社経営の根幹だったんですけど、正直、頭打ちになっている意識があって、今は、別のことにシフトしていこうと考えています。今、取り組んでいるのが、アズバーズはドラマの制作会社なので、アクシーズはドラマ以外の情報とか、あとは広告媒体とか、そういう別の映像制作を行う会社に。一つ新しい翼というか、あとはワークショップ事業ですね。

 

それから、僕が社長になってから新規事業やっているんですけど それがこちら(チラシ写真あり)、「48時間で映画を作る」というイベントなんです。 世界130か国で行われてますが、私が東京大会のプロデューサーとなり 制作協力アクシーズで取り組んでいる事業です。

 

─ 「The 48Hour Film Project~48時間で映画を作ってカンヌを目指そう!!~」興味深いイベントですね?

参加者が一同に会して、その場でお題が出て、よーいどんで映画を作ります。 そのお題には、「こんなキャラクターを使わないといけない」とか「このセリフを言わないといけない」とか「この小道具を使わないといけない」などシバリがあるんです。 それで、48時間で脚本を書き、ロケを行い、編集して納品する、最大7分、4分から7分の短編映画です。

 

世界130カ国の代表が各都市で優勝を決め、各地の優勝作品がアメリカに集められ、そこからチャンピオンを決め、優秀作品はカンヌで上映されます。

 

 

─ じゃ、その場でお題が出るということは、前もっても準備できないですね。東京大会はいかがでしたか?

これまで2回行いましたが、1回目が18チーム参加、2回目が48チーム参加と倍増しましたね。 48時間で7分の映画を作るというのは、瞬発力も入ります。内容的にはまだ、海外の一流作品にはかなわない状況です。何年かすると東京大会からも秀作が出ると思います。

 

 

─ このイベントに携われて、ビジネス的にはいかがですか?

これ自体では、絶対に儲からないですね。 将来的には、海外と日本の映像業界をつなぐっていうようなことで、逆に海外から日本にこういう映像を作ってほしいとかってオファーがくればいいですね。また、そういうインフラ作りになればいいと思っています。

 

海外のチーム同士はもう交流があって、例えば、パリとアメリカのプロデューサーが交流すれば、アメリカのスタッフがフランスまで行かなくても フランスのスタッフに「あの時のあのスタッフとかでこれ撮れない?」とかっていうことが起こり得えますからね。かなりのコストダウンです。

 

─ 短時間で作品を仕上げることで、優秀な監督やスタッフが見つかるかもしれませんね?

そうなんです。「優秀な監督、俳優、スタッフが東京にこれだけいるんだ」というカタログ的なことになり、我々、日本映像事業協会のプロたちが注目して観に来て頂けるようになればベストですね。

 

 

Q、最後に助監督からプロデューサーになられた菊池社長。今後、監督をやってみようというお考えは?

あります、あります。将来の僕の野望はこの会社を順風なちゃんとした会社に作り上げて、誰か後進に引き継いだら、その二十六か七のときにプロデューサーにさせられちゃった時に戻って、もう1回、監督をやってみようかなと思ってます。

 

でも、50過ぎたおじさん新人演出家に仕事をくれる優しい人はいないと思いますけど。 小さいところで演出家をやってみたいというのが私の死ぬ間際の目標です。

広報委員の後記!

最後に菊池社長の本音が聞けました。「演出家をやってみたい」と。 是非、菊池社長ではなく、菊池監督での作品を期待しております。
また、スタッフや社外の方への「思いやり」と「コツコツ努力する」 大切さを再確認させて頂けたインタビューとなりました。 ありがとうございました!