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谷事務局長「東奔西走」

東奔西走 第7回

谷事務局長の東奔西走

いつも陽気で尋常じゃない声の大きさでおなじみ、谷事務局長。
谷事務局長が年間の行事の中で大事にしているもののひとつに毎年10月開催のJ・VIG大ゴルフコンペがあります。
さて、本年度の年頭から、今大会に向けて、谷事務局長は、かなりの根回しをすすめ、民放キー局をはじめ全国のローカル局支社長に参加してもらうべく、挨拶回りをしておりました。

 

が!!・・・件の3.11東北大地震が起きてしまいました。
これにより、東京の大花火大会をはじめ、あらゆるイベントが中止を余儀なくされてしまいました。

我がJ・VIGゴルフ大会も例外ではありません。中止を決定しておりました。
が、震災後、3ヶ月程過ぎたあたりから、ただ悲嘆にくれているばかりでは、なにも生まれてこないという世の中の気運が高まり少しずつ、東北応援プロジェクトや東北支援コンサート等々が行われるようになってきました。
そんな世の中の気運を受けて,J・VIG内にも10月の例年ゴルフ大会を改めて
決行したらどうかとの声も上がり、谷事務局長は、遂に立ち上がりました。

 

復興応援義援金の一部にでもなればと、第15回目となるJ・VIGゴルフ大会、開催に向けて動き出したのです。

 

準備は2ヶ月前から・・・
真夏の灼熱の太陽の下、改めて民放キー局をはじめ、全国のローカル局東京支社長等を一軒一軒まわり、挨拶回りをしました。
谷事務局長一流の“お手て合わせてありがとう運動”です。
結果、今回の第15回にちなんで、アウト・イン15×15組を予定していたのですが、皆様、参加に積極的で結果的には1組増やし、それ以上は、お断りするほどでした。

 

燃える男、谷事務局長は、このコンペにちょっとした演出を考えておりました。
それは、プロのトーナメント大会のように、ティーグランドでキャディさんをはじめギャラリーをアウト・イン各20名ほど作ってスタートの時に各参加者1人ずつを「株式会社△△ ○○○○選手〜」と呼び上げ拍手(パチパチ)という感じでご紹介する。それもアナウンサーに呼び上げてもらう、という演出。
あとひとつ、各自のスタートの模様を3Dカメラで撮影するというものです。
これは、会員社であります㈱ビジュアルコミュニケーションズにご協力をお願いしておりました。

 

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さて、万全の準備で誰よりも当日を楽しみにしていた谷事務局長でしたが…ところが天気予報です。
どうやら当日(10月5日)は、雨模様と出ました。
いよいよ、その前日は、ゴルフ場近くのホテルに泊まり天に向かって祈りました。
それこそ“お手て合わせてありがとう攻撃”です。
そして、夜が明け、谷事務局長、空を見上げました。
空からは、トントントントンとイヤ〜な雨が!!
「アーッ天は我々を見放したのかァ!!」
とまるで映画『八甲田山』の北大路欣也の如くに、天に向かって、叫んだ谷事務局長。
「俺が何をしたというんだ!おてんと様にツバ吐く様なこったぁ、一辺たりともしちゃいねえのにぃ!!」と、
まるで新国劇の役者並みに嘆いたのでありました。が、気を取り直して、浜野ゴルフ場へ
今までの14回で朝からこんなに本格的に雨が降ったのは、初めて。
で、谷演出であるティーグランドでの参加者紹介は泣く泣く断念。3D撮影の方は、なんとか雨の中行い、
その模様は表彰式が始まる前に、視聴会を行いました。

 

さて、雨の方は、午前中はまだ小雨だったのですが、午後はいよいよ本格的に大雨に…。
中には、中止にした方がいいんじゃないの?という声も上がりましたが、賞品もたくさん用意しているし成立しないと大変なことになると考え、最後まで続行したのでありました。

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そして、参加者120名、一人もリタイアすることなく、無事に最後までホールアウトできました。
ビンゴ大会、3D視聴会〜表彰式まで当組合ならではの和気あいあいの雰囲気のうちに無事終了することができました。

悪天候のプレーにも関わらず、参加メンバーの方々からは「最後までよかったですね〜」と谷事務局長に声がかけられ、正に、お手て合わせて、皆様に感謝する谷事務局長でした。

尚、16番チャリティーホールでのペナルティ料金は、復興応援義援金に乗せて、NHKを通じて被災地である東北3県(岩手、宮城、福島)に寄付させていただきました。
それにつけても、今回の第15回ゴルフ大会、一時は中止、そして、やはり決行…そして、当日、雨。谷事務局長、東奔西走すること度々でございました。

最後に会員の皆様に谷事務局長から改めて申し上げます。

「皆様には、ホント、お手て合わせてありがとう!!」です。

 

文責 オフィスぼくら 広報委員長 岩立 良作