「第6回 意見交換会」
平成28年11月10日(木)『日本映像事業協会 第6回 意見交換会』が開催されました。昨年までは“名刺交換会”という名称でしたが、学校会員の就職担当者と会員企業の採用担当者の懇意な関係構築にあることから今年から名称を変更しての開催となりました。
普段、情報を交換する機会が少ない学校会員13校の就職担当者19名と、企業会員56社の雇用担当者を合わせて約90名が参加する有意義な時間となりました。
最初に学校会員の就職担当者から在籍学生の特徴、来春卒業生の内定率など現情報告がありました。この中で気になったのは4割から6割の学生が卒業制作等で未内定ということです。
ではどうすれば学生の心を射止め採用することができるか。日々学生を指導する学校担当者に採用の極意と本音をズバリ聞きました。
企業側からは卒業制作時期(10月~年明け2月初旬)と採用時期が重なりマッチングできないので悲しいことであるという意見が出たのに対し、学校側は学生に対し卒業制作に入る前に就職活動を終了してほしいという考えがほとんどでした。
また、学校の就職担当者から業界や各企業に対してご要望やご意見がありました。
後半には情報交換が個別に行われ、予定時間を超えても活気溢れる意見が交わされていました。今回、学校の就職担当者や先生の信憑性の高い情報は採用する企業が学生をゲットする素晴らしい贈り物となりました。次回の意見交換会もよろしくお願いします。
2017年2月23日(木)浅草にある“東京都立産業貿易センター、台東館”にて「映像業界総合就職セミナー2017」も予定しています。参加企業はテレビ番組制作会社を中心に撮影技術会社、ポスプロダクション、芸能プロダクション、音響効果会社、美術会社など50社以上を予定しています。より充実したセミナーになるように準備を進めていきたいと考えています。次回も多くの学生と企業が参加してくれることを期待しています。
雇用就職委員 (株)プロフィット 渡部宏明 |