「J-VIG 映像関連事業 総合就職セミナー 2022」「第10回就活交流会」開催のご報告
会場では、マスク着用、入場前の検温、アルコール消毒の徹底など、新型コロナ感染防止対策を十分に行い、参加者の安全に最大限配慮した上で、セミナーがスタートいたしました。また、新型コロナウィルス感染拡大を防止するために、会場内で無料PCR検査の実施もいたしました。
テレビ番組制作会社を中心として、映像制作会社、撮影技術会社、ポストプロダクション、美術制作会社、芸能プロダクション、総合エンタテインメント企業など29社が参加いたしました。学生に関しては映像業界への就職を目指す学生720名が集まりました。残念ながら、今回は東京のみの開催でありましたが学校会員の学生、さらに全国各地からたくさんの学生の皆さまにご参加いただきました。
会場内に設けられた参加企業の27のブースでは、各社の説明やコロナ禍における映像業界の現状、今後の選考スケジュールなど、各企業担当者が熱心にお話しをされていました。 各社さまざまなスタイルで、人事担当者だけでなく、実際に現場で働く若手スタッフが直接学生と話をするなど、自社の雰囲気、魅力、仕事の内容をリアルに伝えたいという企業側の熱意と、その想いを真剣に受け止めようとする学生たちによる、熱気にあふれた会場となりました。
また、セミナー終了後、15時45分から「就活交流会」が、同会場にて開催されました。 この会は、学校会員の就職担当者と、企業会員の採用担当者がお互いに意見交換をすることで学生と企業のより良いマッチングを目指すことを目的として、例年実施しております(ここ2年はコロナ禍により中止)。今年は、学校会員8校より、就職担当者15名が参加されました。
交流会冒頭に、経営環境委員より、新企画の説明がありました。 日本映像事業協会は、ヤング映像クリエーターを励ます賞を23年にわたり開催し、30歳以下の若い映像クリエーターの育成を応援してきておりましたが、今度はさらに若い世代である「学生」さんの育成を目指して、制作意欲を刺激する新しいコンテストを現在企画検討しております。 映像製作・映像文化などのカリキュラムがある全国の大学・専門学校生を対象に、学生(またはチーム)のクリエーターNO.1を決めるコンテストを、2025年1月開催を目標にしております。そのために、会員の学校の皆さまにご意見をいただきたく、アンケートの協力をお願いしたいということでした。
その後、学校会員8校の就職担当者から、2022年3月卒業の就職状況、内定状況、内定率などの現状報告をしていただきました。 新型コロナウィルスによる対面での授業が行われない状況が続いたこともあり、まだ就職が決まっていない人材もいること、ただ多様性を求める時代であるので、企業とのいいマッチングや提案ができるというお話がありました。
雇用就職委員会から、企業側へ新型コロナウィルスのまん延が日常になりつつある今、採用に変化があるのかという質問がありました。多くの企業が、以前とほぼ変わらない採用の状況であるという回答でありました。
名刺交換も予定時間いっぱい行われました。就職・雇用の担当者同士が直接名刺交換ができ、いろいろなお話ができた有意義な時間となりました。
新型コロナウィルスの対応などにより、当初の予定から延期となった上での開催で、開催前には様々な不安もありましたが、当日は問題なく無事盛況のうちに終えることができました。これも、参加企業の皆様のご協力と、学生の指導にご尽力頂いた学校会員の皆さまのおかげと存じ、ここに厚く御礼申し上げます。
来年2023年は例年通りの3月に開催を予定しています。 今後も、映像業界の更なる発展に寄与するセミナーを目指して取り組んで参りますので、引き続きご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
雇用就職委員会 (株)よしもとアドミニストレーション 白仁田 佳恵 委員
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