株式会社スーパー・ブレーンNEX
- 所在地:東京都渋谷区富ヶ谷1-15-2 バルビゾン55-3F
- 電話:03-6804-9508
FAX:03-6804-9509
HP:http://sbnex.co.jp/ - 代表取締役:黒川 幸太郎
「広報委員が行く!会社訪問」第 34回は、期待を超える 笑顔を増やす、をコンセプトに主にNHK関係のテレビ・ラジオの番組企画、制作を行っている「株式会社スーパー・ブレーンNEX」の黒川幸太郎社長を訪ねてお話しを伺ってきました。
インタビュアー:広報委員 (株)Fuzea 高橋 欣彦
写真撮影:広報委員 WACホールディング(株) 岡村 宇之
(2018年2月取材)
代々木公園から徒歩5分。
Q.まず会社名の由来からお聞きしてもよろしいですか? スーパーブレーンの制作事業を引き継ぎ、4年前に新しくできた会社なんです。NEXは、”New excitement 新たな感動”という意味です。ワクワクすることをやっていきたいという想いでNEX(ネックス)とつけました。
とても素敵な由来ですね!そんなスーパーブレーンNEXの会社の概要は
Q.設立4年目になるということですか? 25年の歴史のスーパーブレーンから、2014年の4月に事業を移行しました。2018年4月で4年ですね。
Q.仕事も幅広く扱っているそうですが、どういったものがありますか? メインはNHK関連です。ジャンルは、よく言えばバラエティーに富んでいて、趣味番組、教養番組、語学番組、エンターテイメント番組、報道番組と幅広く手掛けてます。何かに特化しているわけでないのでそこが弱みでもありますね。双方向番組や、データ放送などのデジタルコンテンツの演出を多数やっているということは強みかもしれません。
Q.例えばどういったものですか? Eテレの「天才てれびくん YOU」ではでは、子供達がリモコンで番組に参加する、まるでテレビゲームのような双方向演出とかをやっています。
デジタルも手がけている幅の広さが魅力ですね。 Q.全てに応用ができると感じたんですけど、企画や製作するにあたって何かヒントにしているものってありますか? 個人的には、基本的に何にでも興味を持つことです。それがベースにあります。自分は、知りたがりだし、好奇心旺盛なので。なんでこれが面白いんだろう?はいつも考えますね。何にでも興味を持つことが入り口ですね。
素晴らしいですね。確かに何にでも興味を持つのは大切ですよね。 Q.会社の運営でも普段から心がけていることはありますか? 自分が面白いと思う「想い」と「衝動」は大事にしてほしい、と若いメンバーにも言っていますね。こういうメディアの仕事をする上で、一番大事なのは、お客様に喜んでもらうものを提供していくということなんですけど、その前に、まずは自分が面白いって思っていないと喜んでもらえるものは伝えられないと思っています。なので面白がる感度を高めることは心がけています。
自分が面白いと思わないと仕事も楽しくできないですからね。 井戸端会議のおばちゃんみたいに、面白いものを見つけた時って人に言いたいじゃないですか。そういうところが必要だと思っています。その先に、「この人達こういうこと知ったら面白がってくれるはず」って想いを持って仕事をしています。
Q.制作の仕事は忙しいと思いますが、仕事をしててよかったと思う瞬間は? 番組を見てくれた人から面白かったとか、こういうことに感動したとか勇気貰ったとかっていう反響をいただいたときです。その中には出演者もいるんですけど、その出演者が番組に出たことで何か得るものがあったり、クライアントもよかったよって言ってくれたり、自分も面白がれた時が一番やりがいを感じます。そのどれか1つでも欠けたらダメだと思っています。
Q.昔のテレビ業界と今のテレビ業界だと全く違うなと思うんですが、社長はどうお考えですか? 作る側の人間としては、コンプライアンス抜きで言うと、昔の先輩方は自由に作っていたなという感じはあります。昔は、テレビはメディアの王様だったし、一番影響力 があったし、極端に言うとテレビがいろんな影響の元でした。今は、それがテレビだけではなくなって影響力が下がっていますね。
Q.社長が業界に入ったきっかけは? 子どもの時テレビばっかり見てるテレビっ子だったんです。
Q.当時特に好きだった番組は? NHKの人形劇のシリーズの「新八犬伝」や「真田十勇士」。あと「少年ドラマシリーズが大好きでしたね。
子どもの頃からこういう仕事に就くって決めていたんですね。 中学生ぐらいからテレビとか何かを伝えられる側にいきたい、そういう仕事に就きたいなと思っていました。
Q.今までで印象に残っている仕事の思い出はありますか? 色々印象に残っている仕事はありますが、特に印象に残っているのは今から、25年以上前の駆け出しディレクター時代にNHKの「メガロックショー」という番組を担当しました。 当時は音楽番組のディレクターをやりたいと思っていて、ようやくチャンスをもらえたので、その時の現場が印象に残っていますね。
Q.何があったのでしょうか? 当時は、まだXだった、X-JAPANがゲストの回があったんですけど、YOSHIKIさんがなかなかこなくて、5時間くらい待たされて収録の一部がとんだんですよ。 その時のことは今でも、良く覚えていますね。 MCはバービーボーイズの杏子さんと、爆笑問題さんがやっていた番組でした。
5時間って・・・すごいですね Q.そんな黒川社長のご出身は? 実家は富山です。東京で専門学校に入りました。
長いですね。ずっとテレビ業界ですね。 そうですね。最初のプロダクション時代からNHKで、ニュースの編集などをしました。ディレクターに憧れていたので3年目にスーパーブレーンに移っ今に至るって感じですね。 業界に入ってから33年くらいですね。
Q.え?社長かなりお若く見えるのですが今ご年齢は? 今年の2月で53歳になりました。
えー 全然見えないですね!びっくりしました! Q. ありがとうございます。プライベートな質問になりますが、黒川社長のご趣味とかありますか? 銭湯とか大きなお風呂に行くことですかね。
Q.私も銭湯大好きです。けっこう行かれるんですか? そうですね。週末とかは、半日くらい銭湯やらサウナだったり岩盤浴とかにいますね。
Q.子供の頃から良く行かれるんですか? 好きになったのは、子供の頃からではなくてスーパー・ブレーンNEXになってからなんですよ。ストレス解消にもなりますし、良いアイデアが浮かんだりするんですよね。
Q.遠くまでも行かれたりするんですか? 遠くって程ではないですが、行ったことないところに行ってみたり、近所にも開拓で行ったことない所も自転車で行きます。あと、帰宅の途中に電車を途中下車して行くこともあります。
Q.途中下車して行くってすごいですね!おすすめの場所を教えていただきたいです。 いつも行っている東大和市にある「神明湯」、花小金井にある「おふろの王様」はおすすめです。
Q.他のプライベートはどんな風に過ごしてますか? プライベートと仕事ってどう線引きするかわかんないですよね。
なるほど!線を引かない事は大切ですよね。 Q .黒川社長は、社員さんと食事に行ったり社員旅行に行ったりしてますか? 会社が新しくなってから、まだ社員旅行ができてないんですけど、今年はしたいなって思ってます。
いいですね。事務所もオシャレですよね。 引っ越した時に内装を社員の友人に建築デザイナーがいたのでお願いしました。
私もこんなオシャレな事務所で仕事したいです! ではここからは、社員の山形雅秋さんにお話しを伺っていきます。 Q.入社何年目ですか? 元の会社(スーパー・ブレーン時代)も合わせると、25年程です。
Q.山形さんのポジションは? 経理総務の部長をしてます。
Q.山形さんから見て、黒川社長はどんな人ですか? 見た目も若い人です。いい意味で若々しいですよね。悪く言うととっちゃん坊や?(笑) 性格は非常にポジティブで前向きですね。逆境に立たされても自分にとってきっと何かを与えようとしているんだなと思う性格で、今までも見てて辛い時があっても乗り切る力はありますね。 よく社員には楽観的すぎると言われておりますが(笑)
Q.スーパー・ブレーンNEXは山形さんから見てどんな会社ですか? 若い会社ですね。その分人と人の距離も近いので小さなアイディアも採用されやすいです。環境的にはアイディアが出しやすくて、堅苦しくない充実してる会社を目指しています。色んな個性を持った従業員もいるけどみんなやってることは一緒なので、分け隔たりなく自由に、やりやすいように仕事をしてもらって、っていうことに力を入れます。
Q.今後山形さんが会社でチャレンジしてみたいことは? 僕は現場は退いているので、自分がチャレンジしたいっていうよりは、みんながチャレンジしたいって思えるような雰囲気や環境作りを目指しています。縁の下の力持ち的な。上の人間が出しゃばってああだこうだって言うのはダメなんで、自分達で考えてもらって、やりやすいようにって言うのに専念してます。
Q.やっぱりそのほうがいいものが生まれますか? だと思います。あとは自分達、本人の努力次第ですね。
山形さん、ありがとうございました。では、再び黒川社長にお話しお伺いします。 Q.今後の会社の展開ついてどういうことを考えてますか? テレビ番組だけにこだわるつもりはないんです。個人的には、子供たちが夢を持てるような、考えを広げられるようなコンテンツを創っていきたいですね。コンテンツを創るだけでなく、そういうものを生み出せる「場」を作りたいと思ってます。
今後様々なコンテンツが増えてきますよね。 自分は、テレビっていうフレームはずっと残っていくと思うし、そこにはネットとかが敵わない強さがあるって信じてます。人が求めるものに影響できる強さあると思ってるので。テレビにこだわらないと言いながらも、テレビの強さは信じていているんです。なのでそこにはずっと関わっていきたいです。 新しいネットや映像の文脈で伝える人達がどんどん出てきて、昔のがオールドスタイルって言われても、役割が違うと思うんです。どっちもに良さがあります。物事を伝えたり、人を喜ばせるエッセンスがあるのがテレビなんです。 |
色々、答えて頂きありがとうございました。本当にありがとうございます。
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